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2018.6.8 針ノ木岳

2018年06月16日 20:59

梅雨入り直後の晴れ、久しぶりのお山へ。


行きたい候補は未踏の百名山含めていくつかあったのですがせっかくならば梅雨の雨で雪が少なくなる前にと日本三大雪渓のひとつの針ノ木岳へ行ってきました。
白馬雪渓(2013.8)と剣沢雪渓(2015.7)は登っていたのでこれで三大雪渓踏破の予定です。



信濃大町では曇り空でしたが扇沢につくと雲の切れ間から星空が覗いて期待が高まります。


前夜から出発して途中のパーキングと扇沢で合計3時間ほど仮眠して出発。(3:50)

篭川右岸の旧道を進みます。
残雪期しか通れないコースで堰堤を越えたりスノーブリッジを渡りますがそろそろスノーブリッジも崩れそう…

大沢の手前から雪渓の景色になりました。

上に伸びている雪渓が大沢です。

大沢小屋(4:30)



小屋からほんのちょこっと歩いたところから針ノ木雪渓への取り付き。

信濃大町を覆う雲から薄く差し込む光ではあまり染まらず…

固く締まったアイスバンに近い雪なのでアイゼンピッケル装備で登ります。
雪渓の上は冷たい空気が流れて気温8℃
天然クーラーというより天然冷蔵庫。


日が辺り始めたところから新緑が輝きます。

雪解けとともに訪れる春ですね。
もうひとつ訪れるのが落石…。
溶けた雪に削られてしまうのですね。よく落ちるところは集まって転がっています。


クレバスも口を開けています。

下山のソリ気を付けねば。

振り替えると爺ヶ岳。

冬季ルートの爺ヶ岳南尾根も登ったなー。
登った山が望めるのは嬉しくなりますね。


岩盤周辺も溶けて深い穴。


段々急斜面になってきました。


斜度がキツくなって来る頃、少し窪んだ地形になりました。


針ノ木峠に通じる針ノ木雪渓の通常ルートと別れるように右側に伸びるマヤクボ沢の雪渓が見られます。


今はまだまだ残雪の多い時期なのでコチラから針ノ木岳とスバリ岳の鞍部まで直登しますよー!!(※初心者は迷い込まないように要注意です)


スバリ岳(小スバリ)方面の岩壁目指して登りますッ!!!



爺ヶ岳を振り返る。

更に斜度が増していきます。


ピックを雪面に刺してホールドしながら登るダガーポジションで時おり登ります。


何かと楽なのでストックも装備して登ってます。


蓮華岳と目線が合うようになってきました。


鞍部のマヤクボノコルから稜線に取り付こうと思っていましたが思っていたよりも雪多いので針ノ木岳を横目にそのまま直登。


グェーと上部で雷鳥が飛翔するのが見えたので探して歩いたけど見つからなかった…。

稜線に出る手前で富士山に気付く。

いい天気だー。


稜線到着(7:20)
稜線に出ると突然反対側の景色が広がります。

黒部湖越しのツルタテ連峰が大迫力!!
塀の外を初めて見たような感覚です。

雪の無い稜線には高山植物が咲き始めます。

ミヤマキンバイ。


ミネズオウとツガザクラ。


登ってきた長い雪渓を見下ろす。



スバリ岳山頂(7:40)

シーズン前の北アルプスは静かで最高です!!
だーれもいない(  ̄▽ ̄)




満喫し、針ノ木岳へ向かいます。
稜線は雪なし。


信濃大町からの雲がちょい怪しい…。



マヤクボノコル。

ここで今日初めての登山者をマヤクボ沢に確認。
マヤクボ沢を登るということはスバリ岳も
いくのかな?静かな針ノ木もいただきー。とウキウキで登ります。


マヤクボノコルから針ノ木岳への登りはザレとガレのミックスで登りづらい。

雪の方がよっぽどいいや…とブツブツ思いながら山頂へ。


針ノ木岳山頂(8:40)

こりゃまた絶景!!

高瀬ダム越しのヤリ!!




去年に歩いた黒部五郎や水晶、鷲羽も!!

有名な山全てが見られるのではないかというような絶景ですが久しぶりの山で山座同定するよりも目の前に広がる景色全てに包み込まれるような感覚にとても心が落ち着きました。

すぐさま登山靴を脱ぎ捨てリラックスモード♪

ワラーチで稜線散歩したかったのですよ😁💡


水を作るべく雪をコッヘルの蓋でビニール袋に集めます。

思ったよりも綺麗な雪を取れずでしたがとりあえずバーナー出して溶かします!

かなーり汚れているので沸騰させる前にソーヤーで浄水。

浄水した水を沸かしてコーヒー用にサーモスに入れ、残りはカップ麺用に。


そうこうしているうちに後立山連峰は今にも雲に飲まれそう。

もう蓮華岳はいいかなーと割りきり、
大休止しながら雲の動きも楽しみます。

まったりしていると先ほどマヤクボ沢を登っていたので方が到着しここで今回初の人との出会い💡💡
僕のトレースについてきてしまったとのことでご免なさいでした!!


雪を溶かして沸かしたお湯で作った
カップ麺をすすり、


最後には天空のカフェ。




気付いたら2時間近くも針ノ木岳山頂にいる( ̄□ ̄;)!!笑
とっくに先ほどの登山者も下山してほとんどズーット1人でしたよ♪♪


下山開始(10:30)

雲と晴れ間のせめぎあい。

トラバース気味に下っていくのでスグにアイゼン装着。
すっかりシャーベット雪になってました。

針ノ木岳を振り返る。



針ノ木峠(10:44)

針ノ木小屋。

ここから雪渓を下りますよー。

ソリを使ったソリセード!!

しゅー!!

たまに落石避けながら…

しゅしゅーっ!!


たまにお尻に貯まった雪を叩きながら…


しゅしゅしゅーーーー!!


雪渓終わりッ!!!(11:10)
はやっ!!


スレ違う人に見られて恥ずかしいけどごまかすように元気に挨拶!!笑
速くて楽だからいいんです。


とはいえこんなに滑ったのは初めてかもって言うくらいでした。お尻とピッケルで抑えて制動していた腕が痛いくらい。


ここからは、薄暗い中登るときに目をつけていた、雪解けとともに咲く花たちを探しながら降りますよー。 

シラネアオイ。


押し倒されるダケカンバと新緑。


雪渓に桜咲く。


大沢小屋(11:30)


ムラサキヤシオ。


大沢を見上げる。


フキの綿毛


雪解けから始まる水の旅


ハルゼミの大合唱の中、扇沢へ下山完了(12:15)



ただいまー!!



現実に帰ってきてしまった…。
と思うけれど大満喫!!



季節の狭間にある山で芽吹き始める緑や花たちを愛で、山の空気をたっぷり吸い込み、絶景を心に刻み込むことができました。
街に帰ればしばらくいろんな事を忘れるほど忙しくなるけれど、山には山の時間が流れていてまた違う美しさを見せてくれるだろう…。



※一般登山道と違います。
 (篭川右岸とマヤクボ沢)


今回ソーヤーとともに用意していたのがアウトドア用のコーヒーフィルター。

ちょっとした雪の汚れならコレで十分かと思いましたが今回はダメでした…。
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2018.3.31 白毛門 ~谷川岳の絶景~

2018年04月07日 20:27

今回はモルゲンに染まる谷川岳を見るべく
車での仮眠を挟みながら前夜から登山口へ向かいます

雪でまだ埋まっているという土合バス停の駐車場まで様子見で行ってみましたがまだまだ雪も多く、雪が緩んだら出られそうな感じでした。


ということで少し下って土合駅の駐車スペースへ

土合駅より出発!!(3:05)

10分ほど車道を登り土合橋バス停から登山口へ。
広い駐車場を抜け、か弱い橋を渡って登山道へ入ります。(下山時に写真アリ)


まだまだまっくらですー
登山口で気温-4℃でさむいさむい!!


尾根へのとりつきの斜面はトレースがあまりなかったり、残雪期特有のあちこちにトレースがついていたりで広い斜面で迷わないようにルーファイしながら進みます



始めっから急登が続きますが歩きやすい雪質のためノーアイゼンにピッケル装備で登りました。
30分ほど登ると夏道が出てきて30分ほど歩いたので着けなかったのが効率良かったです。たまたまラッキーでしたが見きわめ難しいですよね…。

そして寒かったとはいえ無風の山は登るとアツい!!体温調節が難しい時期ですね。


天神平ロープウェイの灯りを見て何となく励まされながら登ります。
日の出直前ではないのでナイトハイク時間が長いんですよね…


尾根が細くなる頃にアイゼンも装着してザクザクと心地よい音を立てながら登っていくとブナの森から針葉樹とダケカンバの灌木帯へと変わります。


森林限界を抜ける松ノ木沢の頭直下を歩く頃に素敵な景色に出会えて三脚を出して撮影&休憩…

一ノ倉岳への月の入り。(4:50)

月が沈むまで楽しみました
三脚出してたまには撮影山行も楽しいです.


松ノ木沢ノ頭(5:10)

左の明るい所が天神平ロープウェイの山頂駅。
(後で滑りにいきますよ(笑))


カメラに霜が降りるほど寒い夜明けでしたが少しずつあたたかな陽の色が上がってきます。

上州の山々が明るくなってきました


日の出直前から日の出瞬間までの紅色モルゲンロート

この瞬間が見たかったのです!!!!
行きたかった時期を逃してしまいだいぶ岩壁が黒々しいですが。


ここまで撮れてしまえばもう山頂は行かなくても良いかな
とも思ってしまいますがのために


刻々と変わりゆくお日様の色





山頂直下の急登。

雪の状態によっては雪崩や滑落に要注意。
バカっと口を開くクレバスが目立ちました。

息を切らして登りきります。

雪庇も崩れかけてるので要注意!!
山頂直下の岩場が雪と岩のミックスになっているのでここも注意点でした。

白毛門山頂。(6:20)

朝日岳~巻機山や朝日岳~谷川岳もいつかやりたい。


誰もいない早朝の白毛門。

贅沢だー!!!!


新作(自作)自撮りグッズ。

どんな棒も自撮り棒にするマウントにしてみました

↓興味ある方はぜひ
https://twitter.com/ramuko0110/status/947824158401900545



贅沢な朝飯タイム♪

さすがにこの時間の山頂の風は冷たいですが上着を着込んであたたかな陽射しを目一杯受け止めながら大休止。

天神平に向かって尾根道をあっという間に下って行きます!!

シリセードが気持ちいい


松ノ木沢ノ頭(8:00)

あっという間に最後の休憩スポット。
ここでもまたのんびーり。

山でのんびり撮影や休憩をしている時間が好き。
時間に追われるように急いで登ることもあるけれど少しでも多くこの時間を楽しみたいからそうしているのかも…。


下りもサクサク歩きながらもふと立ち止まって山の景色を焼き付けます



白毛門またくるねー!!


マンサク

街では2-3月に咲く花。
山にも春がやってきましたね。


登山口直ぐの橋。

積雪期は雪に埋まってしまうので要注意…。
この橋を渡るとすぐに広い駐車場に出ます。

土合バス停(9:20)

積雪期やナイトハイクでわかりづらいときは大きなカーブにあるこのMAXの看板のついた建物が目印になりそうです💡💡


土合駅(9:30)

登山前は駅舎内でビバークしていた人の1台の車のみだったのにこの時間は満車でビックリ!!


あっという間の下山でしたが年末振りにして今シーズン2回目の雪山を満喫することができました。
冬山の終わりは残念ですが春山モードに気持ちを切り替えて楽しめたらと思います

~山旅終了~


この山行から新カメラ導入しました!!
性能面がどうとかよりも気持ちがアガります



そして、天神平へ
ゲレンデからの谷川岳。


谷川岳のお向かいに白毛門。

極上ザラメ楽しみました(^^)/

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裸足が気持ち良くてワラーチ制作

2018年03月19日 21:51

気まぐれに行うくらいではありますがベアフットランニングの心地よさを気に入り気が向いたときにベアフットランニングシューズでランニングをしています。

ベアフットとは“裸足”
つまり、裸足感覚のランニングです

今まではこのような専用のランニングシューズを使っていました。

これらのようにソールが薄くペラペラとした靴は地面の凹凸や固さを足の裏でダイレクトに感じることができます。

クッション性が全く無いので足への負担が多いと思われがちですが、実は通常のラーニングシューズで走る際のかかとからの着地というのは関節への衝撃がダイレクトに伝わるので本来の正しい走り方ではなく、つま先から着地するのが本来の走り方というのです。
考えてみればそちらの方が衝撃が緩和されますもんね…。

とはいえ、現代人の足は立派な靴に守られ本来の動きに耐えられる作りになってない場合が多く、突然ベアフットに以降して体を故障させる場合も多いとの事なので安易に流行りのベアフットやろう!!とか裸足でフルマラソン!!と気合いを入れすぎると体が着いていかないのでご注意を…。
特に、アキレス健への負担や足の甲への負担が大きく疲労骨折を招きやすいことが問題点としてあるようなので始める場合はゆっくりと慣らす必要があるとの事です。



自分は気まぐれランナーなのでそこまでの無理はするつもりも無いですが、もともと膝が悪いのもあり、関節を守る筋力を作るという事に魅力を感じたのです。

ベアフットシューズで走るとやはり衝撃が強いので自然とつま先走りのようになります。慣れるまではふくらはぎやスネの筋肉痛に悩まれましたが不思議と膝が痛くなることは無かったのです
関節を守る筋力がつくのと走り方がみについてくるのですね。


もともと裸足が好きなのもあり、足裏の感覚を研ぎ澄ましながら未舗装路を走ったりするのが楽しくなりより裸足に近づけたいと思うようになり知ったのがワラーチ。
走る民族と呼ばれる山の民族が使うサンダルです。
有名なのはルナサンダル。

見た目もお洒落で欲しいと思ったのですが値段が…
本場の民族はタイヤを切り抜いて作るというのに……



って事で手作りワラーチに挑戦してみました!!!!

作る道具と材料はコレだけ!!

メインとなるソールはビブラム製。

本来はタイヤで作るというのである程度しっかりしている物であれば何でもありかと思います。

紐は真田紐。

1足1.5mあれば十分です。
靴紐でも何でも良いかと思います。


まずは足形を取ります。

コピー紙でも良いですがしっかりしたボール紙を使用。(Amazonでよく付いてくるヤツ)
指の部分のデコボコなどは形を整えましたが軽量化をシビアに求めるならデコボコのままでも良いですね。
きっかり2足分左右それぞれ足形を取る人も多いようですが今回は表裏で使用しました。

紐を通す場所に印を着けます。

まずはつま先部分。

親指と人指し指付け根の谷間。


外側はくるぶしの辺りの一番くびれている部分。


内側は土踏まずのくびれ部分。



型が完成したらそれに合わせてソールをハサミで切り取ります


裏からつま先へクリップや針金を使って紐を通して裏で結びこぶを作ります。

ここからは実際にソールに足を乗せ、足に合わせて紐を通して見るとやり易いと思います。


表から裏へ通してかかとへ回ります

反対側も同様に。

親指と人指し指の間から出てきている紐に下から巻き付け自分なりに結んでみましょう。
足が固定されれば何でもあり!!
紐の通し方は色々あり詳しいサイトや動画があるのでググってみてください(笑)


普段使いにも考えていたので毎度結ぶのは面倒くさいよな…。
とアジャスターを購入。



足の甲だと擦れそうなので土踏まず側に着けてみました。


試しにラン!!

とりあえず8㎞走っても壊れずホッとしました(笑)

アジャスターもたまに緩むけれど締め付け具合に慣れてないのもあってちょくちょく締め直しするのが楽々で良かったです。


クタクタ感がいい感じ♪♪




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